絶望を超えたその先には
「あの伊吹蓮くんがいる!!」
「やっばぁーい!この学校に通うっていう噂本当だったんだー!!」
「顔ちっちゃっ!!しかも背高〜い!…もうすべてが完璧イケメンだぁ……」
「…かっこいい……」
うっわ、、蓮は超騒がれるんだった…。
「ショッピングした時もすごかったもんね。変装しててもバレるっていう…」
「ショッピングってか…お前の場合、そん時
俺を荷物持ちにさせてただろーが。」
そういえば…確かに荷物たっくさん持ってもらってたなぁ
隣から、思い出したらムカついてきたっと呟いた蓮にあはっと笑って誤魔化した
てか収集つくの?
こんな大騒ぎになっちゃって
「…チッ……めんどくせぇ」
おいおい〜蓮くん、舌打ちって…。
蓮はいつもはクールって感じではないんだけど、事務所の社長からクール系でいけと言われてるらしく、外ではクールな感じで猫かぶってる
「…あーぁ、もう俺知らねーから。お前らでなんとかしてこい」
「えぇっ!?それが教師が言う言葉っ!?きぃーちゃん!」
そりゃないよ…。
私はそろりそろりと、蓮から遠のいていった。