絶望を超えたその先には


話したとしても、もう叶うことない現実だから…










言っても困らせるだけでしょ?





なら言わない方が良い














「…そうか。お気楽なやつだな相原らしいけど」






ふっと笑ったきぃーちゃんは多分…気づいてる













「相原らしいってどういうことですかー!?」






私が嘘ついたってこと















「相原は相原だろ」








…っ
















私は私…か。








「…よし!始業式もう終わりますよね?私、席ついときます」







「ぶっ…いかにも最初からいた風に装いたいからか?」





< 23 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop