絶望を超えたその先には


幸いなことに周りに人はいない













私のせいで、歩くペースがだんだん遅くなっていって歩いていたから周りの軍団たちに置いてかれたというわけだ












「はい、ティッシュ。鼻水出てるって〜!鼻かんで」







「あ"り"ぃがぁどおお"おおおお"ー!!!」

















鼻水垂れまくりな私にさっちゃんは怖いってその顔って呆れたように笑ってくれてる





そんないつものような会話に嬉しくなった。













「ブビーーー!チ"ーン!!」








盛大に鼻をかんだ私に苦笑いな、さっちゃん









「あんたが女子だと思えないわ…」










え?…これでも約17年間女子やってますけど!?



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