絶望を超えたその先には
「毒舌なさっちゃんも好き〜」
泣いてた私が、今度はデレデレと顔を緩ませてるから、さっちゃんが心配しだした。
「え、情緒不安定?」
冗談言わないでよー!って言おうとしたけど…、さっちゃんの目がマジだった
「えーと、私、情緒不安定じゃアリマセンヨ!?」
「なんで途中から片言…」
呆れたようにため息をつくさっちゃん
「あ!そういえばここら辺に、美味しいパンケーキ屋さんがあるんだった!!さっちゃん行こーよ!」
甘いものが苦手なさっちゃんは顔を歪ませたが、
「しょうがないな」
優しいさっちゃんは、いつも私に付き合ってくれる。
そんな優しいさっちゃんに、いっつも甘えてる、甘いものが大好きな私なんだけどね!
その後、私はたっくさん食べすぎてお腹を壊したとかなんとか…。