ロボット・ファクトリー
ヨシダは
本当にとんでもない提案の、天才だった。



「俺の家さ、今日来てく」

「ぜーーーーったいに、いや!!!」



ヨシダが、
少しきょとんとして、
その後申し訳なさそうな顔をした。



「…あ。ごめん。じゃ、今日授業終わったら、パソコンのある視聴覚室に、来て欲しい。変なこと、絶対にしない。約束する。破ったら、学校中に言いふらしてくれていい」



そこまで?


何を見せたいんだろう。



やけに、気になる。
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