副社長は今日も庇護欲全開です
「そうなんですね……」
「ああ。彼は常に一歩引いている感じだし、さすがにプライベートなことに、首を突っ込みはしないから」
それでも、直哉さんは住川さんを信頼しているみたいだし、きっと二人には私には分からない絆のようなものがあるんだろうな……。
住川さんも、直哉さんに対して、忠実な雰囲気がするし。
「住川くんの話は、これでおしまい。二人でいるのに、他の男性の話は楽しいものじゃないな」
表情はいつだって冷静で、優しい笑みをたくさん見せてくれる直哉さんでも、時々言葉に可愛さを滲ませる。
そこに、彼なりの抑えた嫉妬心が垣間見れて、私はますます直哉さんへの恋心を募らせていった。
「ふふ、そうですね。私も、もし直哉さんが他の女性のお話をされたら、やっぱり面白くないと思います」
小さな笑顔を向けながら言うと、彼はそっと私の額にキスを落とした。
「きみに話したい女性はいないよ。もちろん、今まで好きになった女性はいた。でも、陽菜ほど心を奪われた女性はいないんだ。きみだけを見てる……」
綺麗な彼の瞳に見つめられ、嬉しさと幸せな気持ちが交差して胸が熱くなる。直哉さんの想いを疑う余地はなくて、彼の胸にそっと体を預ける。
すると、強く抱きしめられて耳元で囁かれた。
「明日は仕事だ。このまま寝る? それとも……少しだけ抱いていい?」
離れたくない、もっと直哉さんを感じたい。そんな想いが溢れ出て、彼の言葉に答えていた。
「抱いてください……」
「ああ。彼は常に一歩引いている感じだし、さすがにプライベートなことに、首を突っ込みはしないから」
それでも、直哉さんは住川さんを信頼しているみたいだし、きっと二人には私には分からない絆のようなものがあるんだろうな……。
住川さんも、直哉さんに対して、忠実な雰囲気がするし。
「住川くんの話は、これでおしまい。二人でいるのに、他の男性の話は楽しいものじゃないな」
表情はいつだって冷静で、優しい笑みをたくさん見せてくれる直哉さんでも、時々言葉に可愛さを滲ませる。
そこに、彼なりの抑えた嫉妬心が垣間見れて、私はますます直哉さんへの恋心を募らせていった。
「ふふ、そうですね。私も、もし直哉さんが他の女性のお話をされたら、やっぱり面白くないと思います」
小さな笑顔を向けながら言うと、彼はそっと私の額にキスを落とした。
「きみに話したい女性はいないよ。もちろん、今まで好きになった女性はいた。でも、陽菜ほど心を奪われた女性はいないんだ。きみだけを見てる……」
綺麗な彼の瞳に見つめられ、嬉しさと幸せな気持ちが交差して胸が熱くなる。直哉さんの想いを疑う余地はなくて、彼の胸にそっと体を預ける。
すると、強く抱きしめられて耳元で囁かれた。
「明日は仕事だ。このまま寝る? それとも……少しだけ抱いていい?」
離れたくない、もっと直哉さんを感じたい。そんな想いが溢れ出て、彼の言葉に答えていた。
「抱いてください……」