泣き跡に一輪の花Ⅱ~Victim or Notice~。




最初に俺が連絡を入れたのは、めぐだった。







めぐは潤に連絡を入れた後、リムジンで病院へ。俺は純恋に通話をかけながら、バイクを走らせた。




純恋と合流した俺は、彼女をバイクの後ろに乗せた。龍哉や桜桃達ともその後合流して、病院に向かった。





途中で、潤とも合流した。




奈々絵の病院に俺達5人が集まったのは、父さんが電話をかけてきてから、おおよそ10分後のことだった。





「「奈々絵っ!!」」「奈々絵さん!」

「「副総長っ!!」






672号室と書かれた病室のドアを勢いよく
開けて親友の名を叫んだ時、





5人全員の声が揃った。











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