泣き跡に一輪の花Ⅱ~Victim or Notice~。



潤の家に着いたのは、結局夕方の5時前だった。





ピンポーン





インターホンを押すと、すぐにドアが開いた。





「遅いわ空我」





「いやー、悪い悪い」





「本当よねー、いっつも手間ばっかりかけて」





玄関で俺と純恋を迎え入れた潤とめぐは、


二人揃って呆れ顔をしていた。








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