泣き跡に一輪の花Ⅱ~Victim or Notice~。
好きだった~潤side。
好きだったんだよ、本気で。
お前のあたりざわりない日常を取り戻すことだけに、青春の全てを俺は費やした。
俺は今、お前に寄り添えてるのかな。
俺はお前を必要としてる?
いつもいつも、愛しくてそばで見てた。
隣にいて欲しいと、本気で想ってた。
なぁ、空我。
たとえ純恋がいたとしても……お前が一番必要とする男は、俺だと思っててもいい?
だって、俺達は親友なんだから。
そうだろう?