泣き跡に一輪の花Ⅱ~Victim or Notice~。

好きだった~潤side。







好きだったんだよ、本気で。




お前のあたりざわりない日常を取り戻すことだけに、青春の全てを俺は費やした。







俺は今、お前に寄り添えてるのかな。



俺はお前を必要としてる?






いつもいつも、愛しくてそばで見てた。







隣にいて欲しいと、本気で想ってた。







なぁ、空我。




たとえ純恋がいたとしても……お前が一番必要とする男は、俺だと思っててもいい?






だって、俺達は親友なんだから。







そうだろう?






< 48 / 115 >

この作品をシェア

pagetop