優しい音を奏でて…優音side
週末には
・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・
週末には
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─── 12月14日 金曜日 ───
俺は奏のピアノを聴くために、必死で仕事を終わらせた。
奏の演奏は8時からと10時から。
時計は、既に8時少し前。
急いで片付けて、会社を後にする。
8時10分
ピアノバーに着いた。
ピアノ脇の席を予約しておいたので、店員に案内されて着席する。
奏が俺に気付いた。
途端に、ミスタッチ。
あちゃ、
奏、がんばれ!
だんだん、奏の演奏が乗ってくるのを感じた。
伸びやかな心地いい演奏。
奏の表情も穏やかだ。
週末には
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─── 12月14日 金曜日 ───
俺は奏のピアノを聴くために、必死で仕事を終わらせた。
奏の演奏は8時からと10時から。
時計は、既に8時少し前。
急いで片付けて、会社を後にする。
8時10分
ピアノバーに着いた。
ピアノ脇の席を予約しておいたので、店員に案内されて着席する。
奏が俺に気付いた。
途端に、ミスタッチ。
あちゃ、
奏、がんばれ!
だんだん、奏の演奏が乗ってくるのを感じた。
伸びやかな心地いい演奏。
奏の表情も穏やかだ。