くまさんとうさぎさんの秘密
熊屋敷の朝
ところが、その夜、ひとみさんは、帰ってこなかった。
私は絶対にテストの点数落とせないと思っていたし、くまさんも、勉強は真面目にやってる。だから、テストのことでいっぱいいっぱいで、気がついたら、ひとみさんは帰らないままだった。本当に失礼なんだけど、ちょっとありがたかった。
朝、くまさんは、ひとみさんに怒ってた。
「自分が帰らないとか有り得ないだろ。。」
そして、小さな包みをわたしてくれた。
「ほい。弁当。」
「ええっっっ。悪いよ。。」
「食い物だけはちゃんと分けるように言われてるんだよ。自分の分に手を出す前に、周り見回せって。周りの人に1つ勧めてからって。ひとみがいっつも言ってる。」
「また、そればっか。。」
私なんか、ひとみさんには全く相手にされてないけど、、。ひとみさんは、本当に素敵なお母さんだ。
「何のことか分かんないけど、同じ屋根の下にいて、ごはん食べてない人間がいたら、落ち着いて飯食えないだろ。」
「ごめん。本当、ごめん。。」
私は、ありがたく小さな包みを受け取った。
手作りのサンドイッチだった。
本当にありがたかった。
私は絶対にテストの点数落とせないと思っていたし、くまさんも、勉強は真面目にやってる。だから、テストのことでいっぱいいっぱいで、気がついたら、ひとみさんは帰らないままだった。本当に失礼なんだけど、ちょっとありがたかった。
朝、くまさんは、ひとみさんに怒ってた。
「自分が帰らないとか有り得ないだろ。。」
そして、小さな包みをわたしてくれた。
「ほい。弁当。」
「ええっっっ。悪いよ。。」
「食い物だけはちゃんと分けるように言われてるんだよ。自分の分に手を出す前に、周り見回せって。周りの人に1つ勧めてからって。ひとみがいっつも言ってる。」
「また、そればっか。。」
私なんか、ひとみさんには全く相手にされてないけど、、。ひとみさんは、本当に素敵なお母さんだ。
「何のことか分かんないけど、同じ屋根の下にいて、ごはん食べてない人間がいたら、落ち着いて飯食えないだろ。」
「ごめん。本当、ごめん。。」
私は、ありがたく小さな包みを受け取った。
手作りのサンドイッチだった。
本当にありがたかった。