泣き顔の後に笑って





駆け足で向かう賢也だったが





行き先はコンビニではない




向かった先は



学校











また学校に戻って



急いで上履きに履き替えて



自分のクラスの教室へ行きドアを開けた





そこには




「雪菜、また来たぞー」




賢也はニコッと笑いある女に優しく声をかけた




するとその女がこう答える




「うん、待ってたよ」





と答えるこの人物は『野崎雪菜』(ノザキセツナ)




「おぉ?待っててくれたんだ
めっちゃ嬉しいんだけど」




賢也がそう言うと雪菜も一気に笑顔になる




「うん!一緒に帰ろ!」






こうして2人は校門を出て





お互いの話をして笑いながら帰っていく







こんなに幸せな日々はないと賢也も雪菜も思っていた




でも2人は恋人同士ではない






こんなに歯痒い関係が続くのに我慢が出来ず



賢也はある決心をする





(今日、雪菜に告白しよう)





そう思いながら賢也はドキドキしながら公園に向かった













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