泣き顔の後に笑って
一方
太一、好未、藍華の3人は
「いやー、また賢也行ったか」
好未がニコニコしながら歩く
「まあ、あいつらはそうなると思ってたしな」
太一がどうでもよさそうに言いながら
「藍華は追いかけなくていいのか?」
藍華を心配そうに見つめた
「うん、これでいいの」
どこか悲しげに下を向く藍華に好未が一言
「賢也は真っ直ぐだからねー」
藍華はそれを聞いてクスッと笑う
「真っ直ぐじゃないよ」
そういうと太一と好未は藍華の方を見る
「賢也はただの"バカ"」