生徒会長とのお約束
「「な、なんていい子……!」」
そしてそんな思いを受け取った美海先輩と私は、感動して涙目に。
「大丈夫だよ沙耶ちゃん!沙耶ちゃんはもうすでに素敵な人だよ!」
「そうだよ!そのままの沙耶ちゃんでいて!」
この瞬間、私たちは一生沙耶ちゃんを守っていくと決めたのだった。
「ところで、みっちゃん」
「なんですか?」
しばらくして、美海先輩がこっそりと耳打ちするように私に話しかけて来た。
隣の沙耶ちゃんは、すっかり仕事に集中している。
チラチラと周りを確認して、美海先輩は再び私にこっそりと口を寄せる。