生徒会長とのお約束
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「じゃ、お先でーす」
「お疲れ様でした!」
全力でやった甲斐あってか、あっという間に今日の活動はおしまいになった。
夏目くんは速攻で帰って、沙耶ちゃんも続いて下校。
野内くんと美海先輩は、何を言うでもなく当たり前のように2人で並んで帰っていった。
「さて、と」
明日から腰を上げた藤くんが、私に向かって手を伸ばす。
「おいで、蜜」
ここからは、私たち2人の時間だ。
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