生徒会長とのお約束
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「さて、満腹になったことだし、そろそろ帰るか」
「そうだね」
ハンバーグをお腹いっぱい食べ終わった頃には、もう完全に夜だった。
いつもなら、家でお風呂に入ってる時間。
これから家に帰ってお風呂に入ったら、寝るときにはだいぶ遅くなっちゃうんだろうな。
そんなことを想像するけれど、今日に限ってはそんな心配など一切していない。
「帰るぞ、蜜」
「うん!」
藤くんの手に引かれて辿り着いたのは、帰りに乗る駅。……ではなくて、アパート。
何度も来たことがある、藤くんのおうちだ。