超レ欲ス

だから俺はこう言った。

「志田の面倒は見て、キミの悩みは聞かないってのも変なハナシだよな。うん。……えーっと。もし、俺でよかったら、その……メール送る練習……ってゆうか、リハビリ?になるのかなこの場合。それなら……付き合える……と思うけど……」

つっこみどころは満載だ。

わかっているが俺だってがんばったつもりなのだ。

ただの本読み仲間から一歩進む努力をしたつもりなのだ。

そしてそれは、

「本当に?いいの?迷惑じゃない?」

彼女の華の笑顔とともに、実を結んだのだった。

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