超レ欲ス
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どのような場合でも、集団の中には、必ずランクというものが生まれるものである。
その中で謳われる、格差とか差別とか、いじめがあるとかないとか、男女仲がいいとかわるいとか、などといった諸々の問題はあろうが、それは俺っぽっちチッポケ人間ではどんなふうにもできないので、今は省かせてもらおう。
そういうのは専門で頑張ってる偉い先生がいっぱいいるし、そういう人に任せるのがとっても無難で、かつ妥当だと思う。
で、まぁランクだ。
たとえばそれは、学校の教室内という狭い世界の中にも存在する。
目立つ奴ら。
暗い奴ら。
趣味の偏った奴ら。
ハデな奴ら。
これらの等分は必ずしも均一ではなく、また、ピラミッドを形作るといったわけでもない。
しかし、ランクが上であれば、それだけその集団の中での発言力・重要性は増すわけで、それならば少しでも上の中に属していたいと思うのが人の心だろう。
実際それが原因で起こるいじめもあるわけだ。