超レ欲ス
で、今日のついさっき。
彼女からメールが送られてきた。
いや、驚いた。
だって、あれだけ堅い文章だった彼女のメールが、すごくくだけた表現になっていたから。
よく見ればそこかしこに絵文字なんかもちりばめられていたりした。
つまり、ひと言でいえば、「慣れていた」。
けっこうな長文で、連絡を取らなかった詫びとか、例の交換した本の感想なんかが書かれたりしていたわけだけど、まぁそこは、いわゆる文章の修飾であって、本当にいいたいところではなかったのだろう。
で、その本当に触れたかったところを要約すると、こんな感じだったわけさ。
やっと志田と連絡を取ったということ。
おかげさまでメール恐怖症は解消されたらしいこと。
そして、
このメールをもって、俺とのやりとりは終わりにする……ということ。
――というわけでまぁ、これが一コ目のショック。
ふたつ目。
この一週間、本当にほとんど飲まず食わずを通したガンコ者が今朝、とうとう家出しやがった。