超レ欲ス



家に帰ると親父&おふくろのお叱り。

問答無用。

まさに泣きっ面に蜂。

話なんざ聞きやしない。

そんなヒマ与えやしない。

なんという親なのか。

もう俺ぐれちゃうかも。

そんなこんなで十分ほどお小言を食らったあと、ようやく俺の話しを聞いてくれ納得した様子の両親。

母の「香田くんなら仕方ないわね」という変な納得ようがふざけてるのかマジなのか、それとも俺をおちょくっていやがるのか。

いい加減にしろと言いたい。

もうこんな親と話してられるかと避難するように二階の自分の部屋へ上がり、ようやく一息。

はっはっは。

弁当とお茶は鞄の中にあるから、もう夕方まであのスカポン父母さんの顔は見る必要がないのである。

と、鞄を覗くと中からは見慣れた発光。

お馴染みケータイエンブレムだ。

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