超レ欲ス

「でもなぁ、びっくりしてるんだよね。だって、嶋村くんって、いつもちゃんと感想聞かせてくれるでしょ。内容に適度に触れて、それでも核心には触れないから、また読みたくなるような感じ。で、読んでみたらやっぱり、私にはわけのわからない話のままなんだけど、嶋村くんの解釈とか当てはめると、はぁ~って納得しちゃうっていうか。キミ、コラムとか書く人に向いてんじゃないかなって思う」

たははは。

褒めてくれるのはありがたいんですが、返す前の日からノートにまとめて考えてきてますからね……。

なにせ、これがなくなったら、俺と彼女とのつながりは、なくなってしまうのだ。

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