恋があと?結婚が先?
夜遅くなって、大地が帰ってきた。
ベッドに入ってたけど、眠れずにいたから、帰ってきたのに気づいてたけど、そのままベッドにいた。

しばらくしたら、お風呂上がりの大地が来た。
「もう寝ちゃってるよな。。。」っていう大地の声が聞こえた。
大地もベッドに入ってきて、「ごめんな」って言いながら、そっと私の背中をなぜてくれたから、思わず、涙が出て来た。
大地のほうに背中を向けてたけど、大地にしがみついて、泣いてしまった。
「えっ、ゆうり?どうしたの?」って言って、泣いてる私を抱きしめながら背中をさすってくれた。
しばらくして、涙がおさまってきた。
「ゆうり、大丈夫?」
「うん。。。」
「ごめんな。最近ちゃんと帰れてなくて。。。」
「うん。。。」
「何かあった?大丈夫?さみしかった?」
「うん。。。」
「ごめんな」
「ううん。。。」
「ゆうり、顔見せて?」
「いや。。。」

大地がベッドから出て、水をもってきた。
「ゆうり、お水飲んで。」

ゆうりがお水を飲んだのをみて、また、何かあったのか聞いてきた。
「ううん。ごめんなさい。何にもないの。」
「本当?ゆうりは我慢するからなぁ。。。」
「・・・」
「まぁ、ゆうり元気なんだよね?熱もないね。呼吸も大丈夫そうだね。じゃ、明日、ゆっくり話し聞こうかなぁ。明日ね、先輩が変わってくれたから休みになったんだ。じゃ、今日は、もう寝ようね。」って大地に抱きしめられて、眠った。
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