恋があと？結婚が先？
実習もアシスタントのような役割をしながら生徒たちの前で教えることも増えて、２週目には1人で１時間を受け持つようになった。
1日にほぼ４コマの授業がある。あちこちのクラスで同じことを教えるんだけど、生徒の反応でどうしても同じにはならない。時間があまりそうな時なギリギリになることもあった。
2年１組の生徒たちとはホームルームでも会うし、いろんな話をする機会があった。
とっても楽しかった。

授業の準備とかノートの丸つけとか小テストの採点、宿題プリントの準備とかすごい量の仕事があった。先生たちは手際よくこなして行くけれど、慣れない実習生はノートを見るだけでも時間がかかる。小テストの採点は帰りのホームルームまでに済ませて、満点でない人はやり直しをさせてから帰宅なり部活なりに行かせることになってるから、本当に忙しく採点して記録して、返却。
放課後もレポート作成する暇がなく、生徒たちがやり直して持ってくるから、それを採点して、記録して。。。２週目は忙しくて、１〜２時間くらいは残業してなんとか過ごした。

実習の終わりにお疲れ様ってことで、懇親会を開いてもらった。
３人の実習生はそれぞれ進路を聞かれて、２人は理系だったから、大学院に進学するって言ってた。
私は、結婚予定だってことと、体力の心配から短時間で働けるところを探すって話をした。

今回、ずっとお世話をしてくれた憧れだった阿井先生から「ゆうりは良い先生になれると思うよ。非常勤講師だと部活指導がないし、給料は安くなるけど、どうか？それか、授業だけやる講師っていうのもあるぞ。病院にある院内学級で教える教員も毎年のように募集がある」って教えてもらった。
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