恋があと？結婚が先？

正月休みも終わって、大地さんとは、大地さんの休みのたびに、結婚に向けての準備を進めている。
チャペル式での式と披露宴だから、洋装だけ。。。
私のドレスはお母さんとお姉ちゃんが一緒に選んでくれて、ブーケとか髪かざりとか小物類も決まった。
大地さんのも、ほぼ決まって、サイズ合わせだけ、次のお休みにってなってる。
招待状は、発送先リストの作成もできたから、あとは印刷されてきたものをチェックしなきゃいけない。
披露宴でのメニューとか飲み物とかケーキとか、細々と決めないといけないことも多い。
1月最後の日には、朝から、プランナーさんと打ち合わせをして、細々と確認したり調べたりしただけで、過ぎてしまった。
一日中、打ち合わせと、カタログとかを見て、決めたり。。。として、すごく疲れた。
大地さんも「疲れたなぁ。夕食は食べて帰ろう？」って言ってた。

夜、ベッドに入ってからも、疲れ過ぎたのか、身体は眠りたいのに眠れなくって、大地さんを起こさないように、じっとしているしかなくて、眠れない。。。疲れた。。。って繰り返し思いながら、うとうとしていた。

明け方、咳が出て目が覚めた「ゴホッゴホッ。。。ゴホ」喘息？とか思って、吸入しようって思ったら、大地さんが起きた
「ゆうりちゃん？咳？ゆっくり息してごらん」って言いながら、吸入を取って「じゃ、吸って。。。」って吸入してくれたんだけど、１回では息苦しさが治らなくって、「もう１回やる」って言ったら、「先に聴診するよ」って言われて、聴診器を出してきた。
嫌だなって思ってたら「ほら？音聞くだけだから、怖くないよ〜。大丈夫だよ〜」って言いながら聴診された。
「うーん、ちょっとしんどいねぇ。もう１回吸入するよ」って吸入してくれて、だいぶん、咳は治まったけど、息苦しさは残ってる。
「ゆうりちゃん？まだ苦しいよね？」
「ゼーッ。。ううん大丈夫。。。ゼーッ。。。」
「そんな苦しそうな状態なのに、大丈夫なわけないでしょ？家でできるのはここまでだから、病院に行った方がいい。」