恋があと？結婚が先？
甥っ子が生まれる
目が覚めたら、大地が隣で寝ていた。
そっと起き出して、朝食を用意していたら、大地が起きてきた。
「おはよう」
「おはよう。昨日、遅かったの？帰ってきたの気づかなかった。」
「１時過ぎに帰ったんだ。ゆうり、よく寝てたね。体調は戻った？」
「うん。もうすっかりいいよ」

二人で朝食を食べて、大地は仕事に行く用意をしていたら、ゆうりのスマホが鳴りだした。

お母さんからの電話で、お姉ちゃんの赤ちゃんが生まれそうだから病院に行くっていう連絡だった。

「お姉ちゃん、生まれそうなんだって。私も昼間にお姉ちゃんのところ、行ってみようかな」
「みおりさん、もう入院したの？」
「うん、そうみたい。明け方、病院行ったらしいよ」
「そうか、じゃ、気をつけて行っておいで」

大地さんが仕事に行ったあと、ちょっと片付けとかして、私も準備した。
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表紙・目次

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