あなたは歌を、わたしは小説を
「ごめんね、あいさん。もう一回同じ席に着いてほしいんだけど…。」
「どこですか?」
「麻菜実さんのヘルプ!お願いね!」
返事をしながら向かい、ダメージジーンズを履いた細身の男性の隣に座る。
「二度目ですみません。楽しんでますか?」
「ん?二度目なの?」
「はい。さっきジョウさんの隣にいましたよ!」
「そうなんだ。気付かなかったよ。」
「あいって言います。なんて呼んだらいいですか?」
「俺?大輔だから大ちゃんって呼んでくれたらいいよ!」
「大ちゃんね、わかりました!」
そんなことを話している内に目の前の韓国アイドル風の顔立ちをした金髪の男性と目が合った。
「初めまして、あいです。」
「あいちゃん?可愛いね。」
「ありがとうございます。お兄さんのお名前は?」
「俺は良一郎。良って呼んで!」
「良くんも、とてもお洒落で素敵ですね。」
「ありがとう!あいちゃんはいくつ?」
「19歳です。」
「え!?大人っぽいね!」
何故か、良さんは指名した星那ちゃんがいるにも関わらず私に食いついてきた。
「この後アフター行くんだけどあいちゃんもどう?」
「すみません。アフターは指名した女の子としか行けない決まりなんですよね。」
「そうなの?じゃあ俺が指名するよ。」
「良くんは星那ちゃん指名してるじゃないですか〜。」
「大輔!あいちゃん指名してあげなよー!」
「大ちゃんも麻菜実ちゃん指名してますよ!残念ですけど、みんなで楽しんできてください。」
よっぽど私を気に入ってくれたみたいで、素直に嬉しかった。ただ、私はヘルプなのでここでお客さんからの指名替えを飲んでしまうと女の子との関係が悪くなりかねない。私は嫌な気にさせない程度に断った。
「あいちゃんも一緒に行こうよ。そうだ!ジョウは誰も指名してないよね?俺がお金出すからあいちゃん指名してよ。」
ジョウさんは笑って頷いている。そうなると私も断る理由が無いのでそれなら、とアフターに行くことにした。
「どこですか?」
「麻菜実さんのヘルプ!お願いね!」
返事をしながら向かい、ダメージジーンズを履いた細身の男性の隣に座る。
「二度目ですみません。楽しんでますか?」
「ん?二度目なの?」
「はい。さっきジョウさんの隣にいましたよ!」
「そうなんだ。気付かなかったよ。」
「あいって言います。なんて呼んだらいいですか?」
「俺?大輔だから大ちゃんって呼んでくれたらいいよ!」
「大ちゃんね、わかりました!」
そんなことを話している内に目の前の韓国アイドル風の顔立ちをした金髪の男性と目が合った。
「初めまして、あいです。」
「あいちゃん?可愛いね。」
「ありがとうございます。お兄さんのお名前は?」
「俺は良一郎。良って呼んで!」
「良くんも、とてもお洒落で素敵ですね。」
「ありがとう!あいちゃんはいくつ?」
「19歳です。」
「え!?大人っぽいね!」
何故か、良さんは指名した星那ちゃんがいるにも関わらず私に食いついてきた。
「この後アフター行くんだけどあいちゃんもどう?」
「すみません。アフターは指名した女の子としか行けない決まりなんですよね。」
「そうなの?じゃあ俺が指名するよ。」
「良くんは星那ちゃん指名してるじゃないですか〜。」
「大輔!あいちゃん指名してあげなよー!」
「大ちゃんも麻菜実ちゃん指名してますよ!残念ですけど、みんなで楽しんできてください。」
よっぽど私を気に入ってくれたみたいで、素直に嬉しかった。ただ、私はヘルプなのでここでお客さんからの指名替えを飲んでしまうと女の子との関係が悪くなりかねない。私は嫌な気にさせない程度に断った。
「あいちゃんも一緒に行こうよ。そうだ!ジョウは誰も指名してないよね?俺がお金出すからあいちゃん指名してよ。」
ジョウさんは笑って頷いている。そうなると私も断る理由が無いのでそれなら、とアフターに行くことにした。