溺愛診察室~一途な外科医に甘く迫られています~
笠井君とは今ではちょくちょく、お互いの恋愛相談をする仲になっている。佐々木君と付き合いはじめてからは特に、話を聞いてもらう機会が増えたかもしれない。
「それより笠井君こそ大丈夫なの? 彼女にあんな酷いことをして」
薫ちゃん、すごく怒っていたと思うんだけど、彼は気にしていない様子。
「いいんですよ、他の男をカッコいいって言うあいつが悪いんで」
シレッと言うけれど、言葉全部から薫ちゃんのことが好きなんだって気持ちが伝わってきて、思わず笑ってしまった。
「あ、佐々木君これなんかどうかな」
「いいんじゃないか。これなら男の子でも女の子でも着れそうだし」
「そうだよね、あーでもこっちも可愛い」
子供服売り場をウロウロしながら、可愛い商品を手に取っては迷いに迷ってしまう。そんな私を見て佐々木君は笑うばかり。
「いいじゃん、まだたくさん迷って。今日は下見なんだし」
「そうだけど、ある程度目星はつけておきたいでしょ?」
「そうは言っても半年後だろ? 木本……じゃなくて、宮田の出産予定日は」
「それより笠井君こそ大丈夫なの? 彼女にあんな酷いことをして」
薫ちゃん、すごく怒っていたと思うんだけど、彼は気にしていない様子。
「いいんですよ、他の男をカッコいいって言うあいつが悪いんで」
シレッと言うけれど、言葉全部から薫ちゃんのことが好きなんだって気持ちが伝わってきて、思わず笑ってしまった。
「あ、佐々木君これなんかどうかな」
「いいんじゃないか。これなら男の子でも女の子でも着れそうだし」
「そうだよね、あーでもこっちも可愛い」
子供服売り場をウロウロしながら、可愛い商品を手に取っては迷いに迷ってしまう。そんな私を見て佐々木君は笑うばかり。
「いいじゃん、まだたくさん迷って。今日は下見なんだし」
「そうだけど、ある程度目星はつけておきたいでしょ?」
「そうは言っても半年後だろ? 木本……じゃなくて、宮田の出産予定日は」