明日も、きみに逢いたい。


「夏目先生おはようございまーす!昨日はごめんなさいっ♩」


真奈美は先生にそう言って、颯爽と教室へと入っていった。



「先生…おはようございます。」


やばい…普通にしたいのに、ソワソワしちゃう〜〜!!



「くくく…そんな態度じゃあっという間にバレちゃうなぁ。お前と俺の秘密。頼むぞ遠山!」


ニコッと笑って教室へ入る先生。


…ボンッ!!


頭の中で何かが噴火したのだけはわかった。


笑顔を使い分けるの上手いなぁ…

私がドキドキするのわかってるの??




顔が真っ赤になってるのを必死で隠し、私も急いで教室へと入る。






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