明日も、きみに逢いたい。

想うだけムダ。




もう二度と行くか!!

なんて思ったのに〜…


でも確認しないことには帰れない…


私はあの″悪魔″がいないことを祈りながら昨日の資料室へと向かう。



「ふぅ〜…いませんように。」


神社にお祈りするように、部屋の前で手をあわせる。


みんなはあの人に会いたいだろうけど…


私は会いたくない!


「し、失礼しまぁす…」


ゆっくりと扉を開けて部屋に入る。


シーーンとする室内。

良かった…誰もいないみたい。


誰も来ないうちに探さなきゃ!




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