明日も、きみに逢いたい。
「…はい。…え!?違います!違うくないけど…!あれぇ何て言ったらいいの…?!」
普段はメガネをかけてる先生が、
今日はかけてない。
それだけでもめちゃくちゃかっこよくて
ドキドキしてしまっていた。
「おい…落ち着け。若いやつらの恋愛にまで口を出すほどお節介じゃないよ俺は。」
何を勘違いしているのか、ニコニコ笑う先生が今度は憎たらしくも感じてきた。
「恋愛って…先生、全然違います!」
「まぁそうむきなるなって。類を好きになる理由は男の俺でも分かるからな。でも…あれだな、類と恋愛するのは敵が多いから大変だな。」
そうか〜〜遠山がなぁ。と遠い目をして笑う先生は、私の弁解など聞いてはくれない。
「だから!!先生勘違いしないで!私はあの人に宣戦布告をするんです!」
…しまった。
思わず変なことまで言ってしまった。