明日も、きみに逢いたい。
「宣戦布告…??告白するって話は今まで散々聞いてきたけど…宣戦布告するって言った生徒はお前が初めてだな。」
私の言葉に先生は面食らっているようだった。
「類…遠山になんかしたのか?もしなんか傷つけるようなことをしたんだったら、俺が叱って遠山に謝るように言うからな?大丈夫か?」
私が変な事をいったせいもあって、すごく心配そうな顔して私を見る。
「いや特に何も!大丈夫です!変なこといってすいません!あの…私先に帰ります!」
せっかくの貴重な時間なのに…
でもこのまま話を続けてたら絶対ボロが出ちゃう!
後ろ髪を引かれる思いで資料室を出た私は、急いで家に帰る。
お風呂に入ってこの気持ちを落ち着かせよう…。
あの王子に関わるとろくな事ないよ本当に…