明日も、きみに逢いたい。



「ねぇお姉ちゃんって本当に女子高生?なんでryuji知らないの!?」


「りゅ、りゅーじ…?」

初めて聞く名前…この人が今人気なのね。


そう思いながら、その人の顔をまじまじと眺める。



なんか…見たことある気がするなこの顔…


誰だっけ…


「お姉ちゃん流行りに乗った方がいいよ?友達と会話続かないでしょ?」


桜はそう言うと、テレビの前でずっとキャーキャー言いながらその人を見ていた。




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