明日も、きみに逢いたい。


沢山の人混みの外から、王子を見ていた私。


遠くから見ると、やっぱり彼はスターなんだと思い知る。

あの部屋で話していた王子は、なんだか近くに感じて…色んな事言っちゃったけど…


私があの部屋に行かなければ会う事もないし、ウサギは諦めるしか…


そう思っていた時だった。


パチッ…と王子と目が合う。


「ん…?」


段々とこちらに近づいてくるのが分かる。


え、ちょっと…待って。


この状況で話しかけてこないでよ!?


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