明日も、きみに逢いたい。


「どうした?」

不思議そうな顔をする岸本さん。


「生徒会に新しい人員を追加しようと思ってるんだ。いいかな。」


王子のその一言に、周りがざわつき始める。


「新しい人員?でももう担当は割り振ってあるだろ?」


「そうなんだけど…新しく、生徒会補佐…まぁお手伝いさんとでも言おうか。追加したいんだ。」


「お手伝いさんって…」

岸本さんが困り果てている時、


「お手伝いさんでもいいから私やりたい!」

誰かがそう言うと、私が私が…とその場は先生達が止めに入るほど騒ぎになっていた。


< 51 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop