明日も、きみに逢いたい。
「どうした?」
不思議そうな顔をする岸本さん。
「生徒会に新しい人員を追加しようと思ってるんだ。いいかな。」
王子のその一言に、周りがざわつき始める。
「新しい人員?でももう担当は割り振ってあるだろ?」
「そうなんだけど…新しく、生徒会補佐…まぁお手伝いさんとでも言おうか。追加したいんだ。」
「お手伝いさんって…」
岸本さんが困り果てている時、
「お手伝いさんでもいいから私やりたい!」
誰かがそう言うと、私が私が…とその場は先生達が止めに入るほど騒ぎになっていた。