明日も、きみに逢いたい。
「ふふふ…それは羨ましいな、藤城?」
笑いが止まらない先生。
「どんな会話したか詳しく教えてぇー!」
「わかった!わかったから!」
真奈美に怒られている様子を見て、先生がまた笑った。
先生の笑ってる顔を見れたら私は…
全てがどうでも良くなるんだ…
この笑顔を諦めろなんて…出来ないよ…
「何かあったらいつでも相談してくれな。類が迷惑かけてごめん。教室戻ろうか。」
「はぁい…!」
よし…私なりの方法で、あいつを見返してやらなきゃ…!