大粒の雨
14





いつもと同じ道を歩いて行く彼の後ろで
私は立ち止まって

「○○○くん」

呼び止めちゃったんだっけ
もう後戻り出来ないって思ったの。

「どーしたの?」

って振り返ってくれた彼の唇に
私はキスしたの

「ありがとう、さよなら」





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