君が好きと言ってくれるなら、なんだっていい
「あれー?お前、さっきの!」
担任だという先生にこっぴどく怒られてから、教室につくとすでに仲良しグループは出来上がってしまってる様子。
しかたなく、席に座ると隣の席からそんな声がした。
「あ……」
横を見ると、瞬時に高鳴る胸。
「同じクラスだったんだな!大丈夫だった?」
「担任にかなり怒られました」
「俺とあそこで一緒になったはずなのに、随分時間かかったよな」
ケラケラと笑いながら話す彼にあたしの心臓のうるささは止まらない。
「だって、あなたすごい速かったもん。あたし遅いから……」
「なんだよー!おぶってでも走ればよかったな?」
「なっ……」
冗談か本気か分からないような言葉。
フレンドリーにそんなことを話してる彼にあたしの心臓はまだうるさいままだ。
担任だという先生にこっぴどく怒られてから、教室につくとすでに仲良しグループは出来上がってしまってる様子。
しかたなく、席に座ると隣の席からそんな声がした。
「あ……」
横を見ると、瞬時に高鳴る胸。
「同じクラスだったんだな!大丈夫だった?」
「担任にかなり怒られました」
「俺とあそこで一緒になったはずなのに、随分時間かかったよな」
ケラケラと笑いながら話す彼にあたしの心臓のうるささは止まらない。
「だって、あなたすごい速かったもん。あたし遅いから……」
「なんだよー!おぶってでも走ればよかったな?」
「なっ……」
冗談か本気か分からないような言葉。
フレンドリーにそんなことを話してる彼にあたしの心臓はまだうるさいままだ。