君が好きと言ってくれるなら、なんだっていい
「俺、あいつにまだ……」
主演決まったことを言えてなかった。
本当なら決まったときすぐに言いたかった。
でも、その頃は前のドラマですごく忙しくて、今と同じく家に帰れって愛莉の寝顔を見る。
そんな日常がはじまっていた。
そして、そのまま今度のドラマの撮影が始まってしまったから、言うタイミングをすっかり逃してしまった。
「なにが、決まったら1番に言うからだよ……っ」
愛莉はその俺の言葉を信じて、ネットとかそういうの見ないようにしてたというのに。
本当なら、LINEで時間ある時に送ればよかったのかもしれない。
でも、自分の口で、面と向かっていいたい。
売れない頃からずっと支えてくれた愛莉には、ちゃんと言いたかった。
そんなつまらないプライドが邪魔して、愛莉には俺の口から言えずに別のとこから知られる羽目になってしまった。
主演決まったことを言えてなかった。
本当なら決まったときすぐに言いたかった。
でも、その頃は前のドラマですごく忙しくて、今と同じく家に帰れって愛莉の寝顔を見る。
そんな日常がはじまっていた。
そして、そのまま今度のドラマの撮影が始まってしまったから、言うタイミングをすっかり逃してしまった。
「なにが、決まったら1番に言うからだよ……っ」
愛莉はその俺の言葉を信じて、ネットとかそういうの見ないようにしてたというのに。
本当なら、LINEで時間ある時に送ればよかったのかもしれない。
でも、自分の口で、面と向かっていいたい。
売れない頃からずっと支えてくれた愛莉には、ちゃんと言いたかった。
そんなつまらないプライドが邪魔して、愛莉には俺の口から言えずに別のとこから知られる羽目になってしまった。