君が好きと言ってくれるなら、なんだっていい
「だ、大ちゃん……」
家に帰る道でも、無言。
家に帰ってきたいまも無言。
そんな大ちゃんに恐る恐る声をかける。
「愛ちゃんさ、まだ元カレのこと忘れてなかったよね?」
「え……?」
「再会して嬉しい?俺、愛ちゃんのこと白崎さんにとられちゃう?」
大ちゃんが発したのは弱気な言葉だった。
「あたしは大ちゃんの彼女だよ!」
あれほど、浩ちゃんには会いたかった。
でも、あたしはそれでもこの人の手を取ったときの気持ちを忘れたくない。
「だって俺、バカじゃん。付き合ってたことも知らないで白崎さんとの共演喜んだりしてさ」
「……ごめん」
「愛ちゃんのことすごい好きだけど、白崎さんと付き合ってたってだけですごい引っかかる」
「どうして……」
別にあたしと浩ちゃんはいまはなんの関係もない。
家に帰る道でも、無言。
家に帰ってきたいまも無言。
そんな大ちゃんに恐る恐る声をかける。
「愛ちゃんさ、まだ元カレのこと忘れてなかったよね?」
「え……?」
「再会して嬉しい?俺、愛ちゃんのこと白崎さんにとられちゃう?」
大ちゃんが発したのは弱気な言葉だった。
「あたしは大ちゃんの彼女だよ!」
あれほど、浩ちゃんには会いたかった。
でも、あたしはそれでもこの人の手を取ったときの気持ちを忘れたくない。
「だって俺、バカじゃん。付き合ってたことも知らないで白崎さんとの共演喜んだりしてさ」
「……ごめん」
「愛ちゃんのことすごい好きだけど、白崎さんと付き合ってたってだけですごい引っかかる」
「どうして……」
別にあたしと浩ちゃんはいまはなんの関係もない。