君が好きと言ってくれるなら、なんだっていい
「そんな顔すんな。愛莉が俺から離れたのは、俺の慢心のせいだって思ってるんだから。それに今はこうして隣にいる」
あたしの手をぎゅっと握る。
「うん」
まだ、あたしたちの関係に名前はついていない。
でも、あたしはもうこの手を離さないって心に決めてる。
「あれー?ふたりくっついちゃったの?」
後ろからそんな声が聞こえて、二人とも同時に振り向く。
「お前……」
「京香ちゃん……」
みるみるうちに嫌そうな顔になっていく浩ちゃん。
「愛莉ちゃん、大輔くんとは別れちゃったの?」
そんな浩ちゃんを気にすることもなく、あたし達に近づいてくる。
「お前が、大輔と浮気したくせに何言ってんだよ」
「は?浮気なんてしてないよ?あんなただいつもニコニコしてるだけの男なんてつまらないわよ」
あたしの手をぎゅっと握る。
「うん」
まだ、あたしたちの関係に名前はついていない。
でも、あたしはもうこの手を離さないって心に決めてる。
「あれー?ふたりくっついちゃったの?」
後ろからそんな声が聞こえて、二人とも同時に振り向く。
「お前……」
「京香ちゃん……」
みるみるうちに嫌そうな顔になっていく浩ちゃん。
「愛莉ちゃん、大輔くんとは別れちゃったの?」
そんな浩ちゃんを気にすることもなく、あたし達に近づいてくる。
「お前が、大輔と浮気したくせに何言ってんだよ」
「は?浮気なんてしてないよ?あんなただいつもニコニコしてるだけの男なんてつまらないわよ」