時を超えた王女と戦国武将達 後編
「わからん。だが、貴様が殺されそうになった時胸が張り裂けそうだった。」

「え...?」

それってもしかして私も同じ気持ち...?
違う。この人は私を傍に置いて楽しみたいだけなんだ。

「わかりました。
私はあなたに何もかも差し上げます。」

「反論はしないんだな。」

私は多分この時代に時間も少なくなる。
それまでは信長様と一緒にいたいから。

「反論することなんて何もありません。」

私達はそのまま朝まで過ごした。
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