時を超えた王女と戦国武将達 後編
信長様のことが知れてそこまで怖くない人だとわかった。

「ふふ。仲間想いなんですね。」

「仲間想い?ただ戦で敗北されては困るからだ。」

素直に仲間を大切にしてるって言えばいいのに...。

「それより貴様は元の世ではどのように生活してたんだ?」

「急にどうされたんですか?」

「以前に俺のことを散々聞いただろう。
俺も貴様を知りたくなった。」

それは私と同じ気持ちって受け取ってもいいのかな?
...流石に自惚れすぎか。

「私はほんとに普通な生活でしたよ?
好きなことをやったり、勉強をしたり。

後は...彼氏はいた事ありません。」

「ほう。かれしとはなんだ?」

あ!そっか!この時代だと当たり前に使ってる彼氏という言葉は通じないのか。

「えっと、恋人の男性のことです。」
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