時を超えた王女と戦国武将達 後編
家康と三成の方では。

「あーあ。お前と一緒とか涙が出そうだよ。」

「家康様。私もご一緒できて涙が出そうです。」

「ねぇ、皮肉って言葉知ってる?
お前と一緒にするなよ。」

「家康様!現れましたよ!」

どうも会話の噛み合わない2人。
その前に現れたのはびびが探している渚月だった。

「徳川家康と石田三成...だよな?
恨みはないけど主君の命令だ。首を貰うぞ。」

「あんた見かけない顔だけど名は何て言うの?」

「無神渚月だ。」

「無神渚月...。聞いたことがないですね。」

三成は首を傾げる。

「話は終わりだ行くぞ。」

「三成!足は引っ張るなよ!」

「はい!」

渚月が会話を終わらせ戦闘体制に入る。
互いに恨みはないが主君のために戦う。
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