時を超えた王女と戦国武将達 後編
「渚月っ!!」

敵味方関係なく信長様の馬を降りて、渚月の元へ走った。

「びび様!」

渚月も馬を飛び降りびびに走り寄る。

渚月にとっては4年ぶりの再会だ。
2人は周りが見てるにも関わらず戦場の真ん中で抱き合った。

涙が溢れだすびびに渚月は背中をぽんぽんして落ち着かせる。

「びび様、ご無事でよかったです。」

しばらくすると少し離れてびびの前に片膝をつき頭を下げる。

この状況を見て平然としてるのは信長だけだろう。
それ以外は特に秀吉が動揺を隠せていない。
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