時を超えた王女と戦国武将達 後編
第16章
私は顔が見えないほど俯いた。
「お前びび様に向かってそのような事を言うな。」
「びび…。」
渚月は私に気をつかっていた。
そんな必要ないよ...。
信長様も唯一私のこと知ってるんだよね。
「何か言ってみたらどうだ?びび。」
「......てた...。」
「あ?」
「知ってたよ。」
「...!?」
「お前びび様に向かってそのような事を言うな。」
「びび…。」
渚月は私に気をつかっていた。
そんな必要ないよ...。
信長様も唯一私のこと知ってるんだよね。
「何か言ってみたらどうだ?びび。」
「......てた...。」
「あ?」
「知ってたよ。」
「...!?」