時を超えた王女と戦国武将達 後編
「おい、渚月!嘘だろ!?」

「渚月、起きろ。」

「渚月...。」

びびのいない4年間を過ごしてきた幸村、謙信、信玄はまさか死ぬはずがないと現実を受け入れられてない。


「びび。こっちへ来い。
俺の女になれ。そして石を渡せ。」


「貴様、びびは俺の女だ。」

「そうだ。びびは絶対渡さない。」

「びび様をあなたのような人には預けられません。」

「楽しむ相手がいなくなる。その答えは無理な話だ。」

「同じく同感だ。」

「あんた何なの。びびを悲しませて渡す馬鹿がいるの?」

信長、秀吉、三成、政宗、光秀、家康の織田軍は怒りに満ちていた。
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