時を超えた王女と戦国武将達 後編
(びびは変わった。渚月が言う通り強くなった。
最初は俺に意見するも泣きそうだったが...。

それに、世話役として血を見たくないくせに手当を自らする。俺は多分あやつが空から降ってきていた時に惹かれていた。

その後の純粋で素直なところに惚れたんだ。
びびは絶対に離さん。俺が一生愛す。)

びびの顔が整った横顔を見て信長は決心した。

「びびと言ったか...?」

「は、はい!」

「渚月のことは任せろ。」

「よろしくお願いします!」

オッドアイの謙信様に深々頭を下げた。
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