時を超えた王女と戦国武将達 後編
「おい、渚月。俺の酒は何処だ?」

「謙信様、まだ早いです。」

「びびに飲ませてやろうと思ったのに...。」

謙信様は渚月を睨みつける。

「びび様はまだお酒は飲めません。」

「なぜだ。」

「500年後の未来では20にならないとお酒は駄目なんです。」

私が言おうとしたけど渚月が言う。

「謙信様、ごめんなさい。」

私は謝る。

「まあいい。」

「びび様、俺達はこれから用があるので失礼します。」

「うん、行ってらっしゃい。」
< 90 / 100 >

この作品をシェア

pagetop