時を超えた王女と戦国武将達 後編
帰ってきちゃったけど大丈夫かな?

軍議や、宴をやるときに使う大広間の前まで来た。

「渚月です。びびも一緒に連れてきました。」

襖を開けるとそこには...。

「わぁ!すごいっ!」

大きな机にたくさんの料理が置かれていた。

「え?今日って何の宴ですか?」

「は!?」

私の問いに皆が驚く。
謙信様と信玄様も一緒だ。

「今宵は貴様の誕生日だろう。
もしや、忘れたか。」

あ...最近忙しくてそんなことすっかり忘れてた。
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