7月26日、運命
やりたいことって何だろう…。
一応バイトして貯めたお金あるし。
何かしようと思えばできるけど…。

考えてみると難しい…。

結局、私はしたいことが思いつかず幼なじみに全てを話すことにした。

私は病院に彼を呼んだ。

彼は「気づけなくてごめん…。」

そう言った。どれだけ優しいんだろう
余命宣告される前から君が好きで今も好きで。でも私が君に好きって言うと君は困ると思う。今までずっと幼なじみで、しかも余命宣告されてるんだから。もし仮に君が私を好きだとしてもいまの高校生でいれる時間は短いから彼は私より違う人といた方がいいはず

そう思ったから。
思いは伝えられない…。
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